金属加工において、銅材選びは重要です。当社で取り扱える銅材は二つのみです。
- SKD11
- CU
その他の銅材は取り扱っておりませんので、オーダー前にご確認ください。
SKD11
SKDとは…SKD材耐摩耗性に優れている合金工具銅です。
SKD材は熱間金型用、 冷間金型用と大きく二つの種類に分かれています。SKD11はJIS規格(JIS G 4404:2015)に規定されている鋼材で、冷間金型用として分類されていることからダイス鋼とも呼ばれます。
主にプレス機械などの中量から多量生産用の金型に用いられていますが、当社のワイヤーカット加工でもこちらの銅材を仕様しています。
●SKD11を用いるメリット
- 耐摩耗性に優れる
- 熱処理後には、HRC58~63程度の高い硬度が得られる
- 熱処理後の変形が小さく、精密な製品の材料に適す
- 冷間金型の材料の中では、流通性が良く、入手しやすい
- 冷間加工用であるものの、熱間強度が高く、500℃程度までなら使用に耐えうる
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